ルル問題


 知人の書いた記事が載っている女性誌を買ったら、裏表紙の「新ルルAゴールド」の1面広告で、和服姿の竹内結子ちゃんが美しく微笑んでいる。

 しばし見とれたついでに、思わずカッターで切り抜いて部屋の壁に貼るという思春期的行為に及んでしまった。

 わが『いのジャ』ではこれまで何度か「かぜ薬」を批判する特集を組んでいる。
 とくにルルについては、近藤誠さんに「かぜにルルはいらない」という名指し批判 記事を書いてもらったこともある(鎮咳剤と去痰剤という相矛盾する成分が一緒に入っていることなど)。
 テレビで流れるクスリCMを24時間調べ、「こうしてクスリ好きの日本人は作られる」という記事を自分で書いたこともある。

 ああそれなのにそれなのに。こともあろうにルルの広告を切り抜いて部屋に飾ってしまった俺。

 近藤誠は「ルルを飲むな」と言う。
 竹内結子は「ルルを飲め」と言う。

 多くの日本人はどちらの言うことを聞くのか。
 『いのジャ』発行人が後者を部屋に飾っているという事実によってその答えが出てしまったといえるのではないか。

 まこっちゃん、ゆるしてけろ〜。
 (言い訳:ルル宣伝部分はカッターでうまいこと切り離して結子ちゃんの写真だけにしています)

(2002年1月の日誌より)

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