仕事や学校へ行かない、家から出ない・・・
そんな青年たちにどう接すればいいのか
「待っていればそのうち動く」のか?
2005年7月15日発売

社会的ひきこもりへの視線

「待つ」
やめるとき


田中俊英 金城隆一 蓮井学 編著


A5判/32頁
定価500円(本体477円+税)

さいろ社

「5年、10年と時間だけが経過してしまうこともざらにある」

「フリースペースの中でひきこもる」

「ひたすら信じて『待つ』ご家族」

・・・・・・。

そんな膠着状況に一石を投じた

NPO法人 淡路プラッツでの議論を

わかりやすくコンパクトにまとめたブックレット。

すぐ読めてすぐ納得。

「ひきこもり」「ニート」に関心を持つ人の必読書!
【CONTENTS】

もう「待つ」論議はやめたい

蓮井さんはなぜ「待つこと」をやめたのか

「待つこと」について簡潔に

「待つ」論議をやめた後で
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【編著者プロフィール】

田中俊英(たなか としひで)
 20代は編集者、不登校の子どもへのボランティア活動を経て、不登校やひきこもりの青少年への訪問活動を中心とした個人事務所「ドーナツトーク社」を96年に設立。2000年より淡路プラッツのスタッフ。02年に同施設がNPO法人を取得したことにともない、代表に就任。03年、大阪大学大学院文学研究科「臨床哲学」を修了。


金城隆一(きんじょう たかかず)
大阪の民間のフリースクールで活動後、97年より淡路プラッツ非常勤スタッフ。98年より常勤スタッフとして活動。99年プラッツ退職後沖縄へと移住。精神障害者作業所職員を経て、2001年より淡路プラッツ復帰。現在31歳。


蓮井学(はすい まなぶ)
障害を持つ子供が通える保育所設立後、兵庫県にある民間のフリースクール塾長として活躍。92年淡路プラッツ初代塾長として精力的に活動。2000年5月に49歳で他界する。
「はじめに」(本書より)

 現在(05年)、その言葉への評価はさておき、青少年支援における流行の言葉はあきらかに「ニート」だ。
 少し前は「社会的ひきこもり」、その前は「不登校」、そのまた前は「登校拒否」だった。角度を変えると、「アダルトチルドレン」というのもあった。このようにわずかな時の中でもめまぐるしく「流行」の言葉が変わる、そして、その言葉の変遷に当事者(親を含む)や支援者が巻き込まれていく、それが青少年支援の現場でもある。
 この冊子にある対談や原稿は、90年代後半に書かれた。タイトルにもあるとおり、「待つ」ことに関して集中的に討議されている。言葉の流行でいうと、まさに「社会的ひきこもり」という言葉が登場した時期に重なる。
 待っていれば(社会参加の手前で長期間止まり続けている)青少年は自主的に動き始めるのか、ここでのテーマはこの一点のみだ。そして、「ニート」が現れた現在においても、この問いは生きていると実感する。ここでの議論は、その重要な問いが生まれるその瞬間を、現場の言葉でのみ絞り出している。  (田中俊英)

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