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編骨日誌 (下へ行くほど日付が古くなります)

2004.11.30(火) アワアワ、フニャフニャ、しみじみ

 やあ。まっちゃんです。
 今日も脳だめ。癒しを求めて水道筋灘温泉へ。ひさしぶりだなー2ヵ月ぶりくらいかも。アワアワのお湯を1時間半ほど堪能して、上がりは向かいの船越で串かつ&ビール。ますます脳がフニャフニャになっちゃった。

 そうそう、こないだちょっとした事件があった。とうとう丘に将棋で負けてしまった。これまでは何をやっても父の足元にも及ばなかった小僧が、ついに父に勝つ日がやってきてしまったのだ。そして俺のイゲンは丸つぶれ。
 こうして一つまた一つとわが子に負けてゆき、最後には何一つ勝てなくなって死んでゆくのだなあ。しみじみ。

 それから、拙著『ぼく父』がついに1冊もなくなった。版元の倉庫にもカラッポ、これでおしまい。買っていただいたみなさん、ありがとうございました。しみじみ。

 「ゆうこのささがなる日記」更新。

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2004.11.29(月) 脳だめ

 やあ。まっちゃんです。
 やーすまんすまん。ずいぶん日誌をサボってしまった。風邪はもう治ったのだが、集中力と思考能力の欠如した状態がなかなか戻らなくてコマッチャウー。締切とっくに過ぎた原稿も、ネタは揃ってるのに書けない。このまま老人ボケになるような気がしてきたぞ。

 脳に刺激を与えるため、「これはいい」と薦められた映画『マレーナ』をツタヤで借りて昨日見た。3〜4年前のイタリア/アメリカ映画だが、こいつはなかなかスゴイ映画だった。第二次大戦中のシチリア島、一人の美女に心を奪われた少年はセンズリをこきながら何を見たか。
 イタリア映画らしく過剰な演出や雑な場面もあるが、そのうち心ニクイ映像にクギヅケになり、やがてあぶり出される人間の業の深さにウームとうならされる。クライマックスの雄叫びがすごい。全然話題になってない映画みたいだが、とくに男の子を持つ母親は必見ではないか。

 子ども当番の今日は、久しぶりにけっこうはりきって料理を作った。ほとんどイモ料理。僕はイモを料理するのが好きだな。

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2004.11.23(火) ようやく回復

 やあ。まっちゃんです。
 長引いた風邪はようやく昨日の昼前に熱が下がった。でもまだ鼻声。

 子どもらを連れて「スウィングガールズ」を観に行った。「ハウル」と同じ映画館だったのでチケット売り場が混雑してるかなと思ったが、「ハウルは終日すべて売り切れました」との掲示があって窓口はスイスイ。
 「ハム太郎」が楽しみな6歳のまりもには一般向け映画はやはり退屈だったようで、上映中はゴソゴソしながら「もういや」「まだ終わらへんの?」などとつぶやいてかなわん。そのくせ、演奏シーンが始まると食い入るように見つめるのがおもしろい。最後の演奏会の場面では手拍子をとって盛り上がっている。丘(11歳)も体でリズムをとっていた。終わって外へ出ると「おもしろかった」だと。音楽の力ってすごいなあ。
 ところで「ハウル」は封切2日でまたもや史上最高の観客動員だそうだが、なぜか今回はイマイチそそられない。ジブリものはなんとなく飽きてきたなあ。

 夕方から新大阪近くで『薬のチェック〜』誌用原稿の取材。
 そのあと西中島の三美湯へ。ヘルスパー(銭湯オタクにしかわからない浴用装置)のある古い銭湯で、先客一人が出たあとは帰るまで貸切だった。けっこう久しぶりかも。ゆっくりくつろいで、上がりはスコール飲んでだらだら。病み上がりで、さすがにちょっと疲れた。
 体重を量ると、風邪で寝ている間に2kgも減っていた。

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2004.11.20(土) 頭痛も

 やあ。まっちゃんです。
 熱下がらず。なんやこのシツコイのは。この土日は本売りの予定やったのになあ。
 銭湯も行きたいなぁ。
 寝るわ。

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2004.11.18(木) ぶり返して絶版

 やあ。まっちゃんです。
 風邪は治ったのかと思ったら今日ぶり返して熱発。先日までのとは別のウイルスかな。いやーね。

 16日に42歳になった。西丸震哉の「41歳寿命説」からはこれで脱出だ。でも風邪は明らかに長引くようになってきた。
 『ぼく父』は手元にあと残り数冊となった。版元にももう1冊もないらしい。このまま絶版だろう。ちょうど3年間の命だった。読んでくださった方々、ありがとうございました。残りは早い者勝ちですヨ。

 先月末に行った岸和田銭湯めぐりの写真&メモをアゲといた。
 それとトップページの社名ロゴ、「おどろおどろしすぎる」とのご意見をいただいたので、秋色に変えてみた。これでいかが。
 あー、しんど。はよ寝るべェ。

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2004.11.14(日) ヒノデの時代

 やあ。まっちゃんです。子守りに終始。
 ウタダ夫の初監督作品「CASSHARN」をツタヤで借りて見る。ありゃま〜、ダミだよこれじゃ。情熱や気持ちはわからないでもないが、空回りするにもほどがある。なんなら俺が編集したろか?

 トップページを変えてみた。いかが。
 この色合い、何を参考にしたかというと・・・この下の日誌の写真を見よ。がはは。

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2004.11.12(金) 余韻

 やあ。まっちゃんです。
 尼崎名産「ヒノデ阿免本舗」のヒノデ水飴をいただいた。阪神尼崎駅から築地の戎湯に行く途中にある由緒正しい飴屋の飴だが、こいつは最高。もち米を麦芽糖化したもので、砂糖などの添加物は一切入っていない。甘さスッキリ、べとつきもなし。ガキに舐めさせるには惜しい逸品だ。
 これを舐めつつ養生していたら、ノド風邪はだいぶよくなった。銭湯にも行って体もスッキリ。

  (左)箱も素敵  (右)開けたらこんなビン

 ところで恥ずかしいことに、エートシこいて『いま会い』の余韻がじんわり残っている。
 『セカチュー』以後、「泣ける純愛もの」が流行りらしい。まあ確かに泣く気も失せるような殺伐としたニュースがひきもきらないわけで、そんな中でこの手のお手軽な「泣かせ」商品がヒットするのは、問題山積の社会に対する若者の後ろ向きな態度を表している、という側面も確かにあるだろう。
 でも僕はこの映画を観て、やや別のことも思った。

 これは悲しげなストーリーではあるものの、最後の20分くらいの間にどんでん返しとして、それまでの流れからは予想できない絶対的な肯定と救済が用意されている。あたたかでやわらかな「生きててよかった」感がそこで(女性の犠牲というベタな媒介を通じてではあるが)ポンと与えられる。だから観客は悲しくて泣くわけではない。
 考えてみれば、ほとんどの人間はこういった自分(とその周囲)だけの小さな肯定と救済によって生きているのではないか。これを幸福や愛と言い換えてもいいだろう。戦争や犯罪はそういう小さな肯定と救済を有無を言わさずブチ壊しにするからこそ悪なのだ。
 そういう意味で、この映画を観に来て泣いている人々に僕はなんら違和感を感じなかった。どころか僕自身、いまだにその肯定と救済のふんわりした余韻にひたっている。いや、少しだけ。だって結子ちゃんカワイかったし。

 ただし、アウシュビッツでユダヤ人を虐殺したドイツ人も家に帰れば小さな幸せを愛するよき父親だった、という事実も忘れてはならないわけだ。加害行為に関して愛はなんの歯止めにもならない。このことを『いま会い』を観て泣いている人たちが認識しているかどうかは不明。

 今月21日に大阪で行われる産科医療被害の集会案内を「イベント」ページに掲載した

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2004.11.11(木) 医師の良心の死、二通り

 やあ。まっちゃんです。
 風邪悪化。コンビニ以外、一歩も出ず。

 もはや産婦人科医会は妊産婦の敵なのか。こんなニュース(出元さんお知らせありがとうございます)を見るとそう思わざるを得ない。この思考回路でいくと、医師の指示さえあれば看護師はなんでもできることになってしまう。たとえば手術用のメスも「診療機器」の1種だろうし。

 最近、「産婦人科医師のなり手がない、みんなが批判するからだ」というような言葉を産婦人科医師から聞くことがある。産婦人科医師は現在約1万3000人で、「このままでは日本のお産が危ない」のだという。
 しかし、産婦人科医会による出版物には、「お産の7〜8割はむしろ医療的な介入をしないほうが順調に進むといわれている」と書いてある。そういった正常産は本来医師ではなく助産師の専門分野だ。
 ところがその助産師の数は現在約2万人。お産の7〜8割を彼女らが担当しようと思うと、医師1万3000人に対して助産師は4万人ほどいなければならないことになる。
 なおかつ、産婦人科医師が現状で「足りない」のだとすると、助産師不足の深刻さはそれどころの話ではない。

 なのに現実に起きているのは、助産師学校の閉鎖であり、養成数や授業・実習時間の削減だ。
 助産師学校への入学希望者は非常に多いにもかかわらず、さらにその門を狭くし、ひたすらふるい落とそうとしている。(いったい誰が糸を引いてるんだ?)

 つまり問題にすべきはそこ。
 産婦人科医会は、違法行為(あるいはスレスレ)をしながらガタガタ言う前に、助産師養成数を大幅に増やすよう声を大にして訴えるべきだろう。それもせずに「助産師がいないから看護師にやらせて何が悪い」と開き直るのは、どう考えても妊産婦側に立った思考回路ではない。

 なぜ彼らは、そうなのか。
 それを考えると、どうしてもひとつの疑念が頭をもたげずにはおれない。
 つまり産婦人科医師たちは、自分の判断で分娩をこなしてしまう助産師より、医師の指示で動く看護師のほうが好きなのではないか、という疑念だ。
 助産師が扱える正常産までも、自分たちがいなければできない、危険であるということにしたいのではないか、と言い換えてもいい。

 いや、じつはもう日本のお産はほとんどそうなりかけている。「全例計画分娩」の大学病院で、自然分娩を見たことのない産婦人科医師が育っている。そうしておいて、「産婦人科医が足りない、なり手がない」とか「看護師に内診させてもいいだろう」とか言うのは、全然筋が通らない。
 足りないのは助産師。お産のプロ、お産のために存在する唯一の国家資格、助産師が足りない。それも圧倒的に。

 幸い、志望者は山ほどいる。
 さあ産婦人科医会よ。厚生労働省の官僚が何を決めるにもいちいち一任意団体に過ぎないあなた方のご意見を伺うほどの力を持っておられる産婦人科医会よ。
 野戦病院じゃないんだから、「看護師に内診させてもいいだろう」なんていう妄言は即刻撤回し、助産師養成数の大幅増を政策的に推進するよう、厚生労働省に圧力をかけてください。
 それもせずに、妊産婦の誰も望まない「看護師・准看護師による分娩監視、分娩介助」を主張するなら、残念ながらあなたがたは妊産婦の味方とはいえないことになる。

 おや? 一日こもっているせいか、頭がコーフンモードだな。

 まあそんなムカツク話が聞こえるおりもおり、日本で最も勇気ある医師の一人ともいうべき薬害研究の重鎮、高橋晄正さんが亡くなった
 高橋さんには、かつて『いのちジャーナル』で「”フッ素で虫歯予防”の間違いを検証する」という特集を組んだときに原稿をいただいた。過去の多くのデータを比較し、「フッ素を使うと虫歯は減るが、がんなど他の重病が増える」ことを折れ線グラフで明瞭に指摘された。そのとき、高橋さんはこう言われた。
 「一般の人にわかりやすく読んでいただくには編集の方の意見が大事ですから、わかりにくい部分はどんどんご指摘ください。いくらでも書き直します」
 これほどの大先生にあって、この謙虚な姿勢。驚き、感銘を受けた。

 また別の号では、「異色医を訪ねて」というコーナーにもご登場いただいた(担当:塚田真紀子)。偉大な人物の例にもれず、穏やかでにこやかな表情が印象的だった。
 ちょっと失礼な話ではあるが、当時、表紙イラストを担当していた市居みかさん(木版画家)がそのシリーズを見て、「私、この人とこの人の顔はすごく素敵やと思う」と言って高橋氏の顔写真を指差したのも印象に残っている(もう一人の「素敵な顔」は故・中川米造さんだった)。
 ご冥福をお祈りします。

 「ゆうこのささがなる日記」更新。

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2004.11.9(火) 観てやった、いちおう (大橋巨泉で)

 やあ。まっちゃんです。
 ノド風邪、熱はないがけっこうダルイ。まあ新刊の発送なども一段落したのでちょっと休憩するか。

 ・・・・で、・・・・
 ちょっと観に、ね。

 え? 
 なにを、って?

 いやぁ・・・。

 だから観に行ってしまったんですよ。

 え?
 言わせるの? それを、俺に?

 なにを、ったって、あんた。
 俺はこれでも医療問題を厳しく追及する硬派出版社の編集長だぜ。
 ・・・。

 いや、前にクソしょーむない「ヨミガエリ」で懲りたはずだったんですが・・・。

 だからソレですがな。

 言うの?

 ・・・・・・・・・・・、・・・・・・・・・、・・・・・・・・・。

 え? ああ、うん・・・。





 「いま会い」を観に行ってしまいました。
わーわーわーわーわーわーわーわーわーわーわーわーわーわーわーわー!!!!


 ・・・・・・フーッ、フーッ、フーッ、・・・・

 スマヌ。
 何のことかわからん人は勝手に検索しろ。

 んでどうだったって?
 いやまあね、妻に先立たれた父子家庭、しかも父親は軽い精神障害を持っている、そこへ死んだ妻が戻ってきて楽しく過ごしてまた消えてしまう、そして最後に妻の日記で謎が解明というベタなファンタズィー、「さあ泣くだろ? どうだどうだホレホレ」の小さな愛のメルヒェンなわけだが、俺はなんとかこらえたよ。できるだけ目を開いて溜水面積を増やしたりしてな。
 クライマックスのセリフ「好きよ」であやうく決壊しそうになったが、まあ41年も生きてりゃ、そういう場合のシノギ方もあるていど身についているってことよ。メルヒェンごときでやられる俺様じゃないってことだ。
 それにしても父親役の中村シドウとかいう歌舞伎役者のおかげで、ちょっとした名作になってるかもな、これ。

 そのあと静かに余韻にひたろうかと兵庫の東湯へ行ったら、客の半数が全身カラクリモンモンだった。うひゃー。

 ところで『カルテ改ざん』の送料無料サービスは明日までです。あさって以降のご注文は送料100円をいただきます。いいんですか、100円。まだお求めでない方は明日中にぜひ!

 先月末に行った京都の日の出湯を「名銭湯・京都編」にアゲといた。

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2004.11.8(月) またなくなった

 やあ。まっちゃんです。注文対応その他、新刊関連雑務で一日終わる。

 本売りとその準備などで土日あちこち忙しく走り回るうちに、どうもウエストバッグに入れていたアドレス帳をどこかで失くしたらしい。こないだはパソコンのアドレス帳を失ったが、こんどはリアルアドレス帳。
 うーむ。これは俺に身辺整理をせよとの神のオボシメシか? ただでさえ友だち少ないのになあ。

 ついでに土日でノドかぜをひいたみたい。声がガラガラだ。さっき、丘とまりもに『赤んぼ大将』(佐藤さとる)読み聞かせでさらにノドつぶれ。

 ところで先日アゲた香川旅行メモ、思い出すまま書き連ねたが読み返したら銭湯描写の羅列で、自分でも読む気がせんわ、ははは。それでちょっと削ったりして整理した。まあどうせこんなもん誰も読まんだろうが。
 でもよく考えたら、2泊3日で香川県を観光旅行して、こんぴらさんにも屋島にも栗林公園にも瀬戸大橋にも行かなかったという人は少ないのではないか。どう?
 「ゆうこのささがなる日記」3日前のぶん更新。

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2004.11.5(金) 最強のおともだち

 やあ。まっちゃんです。
 『カルテ改ざん』、無事にあがってきた。部屋が本だらけ。
 さっそくご予約くださった方々にお送りしたが、本が届いた時間の関係上、何人かの方には送り切れなかった。明日送ります。
 本ができると、すぐに送ってしまいたくて仕方がない。

 ところで昨日の日誌について、「ブッシュが勝ったのはビンラディンのおかげでしょ? あのタイミングであれが出たのは、たぶんブッシュが頼んだんちゃう?」とのご指摘をいただいた。
 そうか、忘れてたよ、あのビンラディンのビデオ会見。あれでケリーとブッシュの支持率が逆転したんだな。
 やっぱりムーアが言うようにブッシュとビンラディンは仲良しだったのか? そうだとしたらまさに悪の枢軸だ。
 結局、ブッシュ側が一枚上手だったということか。しかしえげつない話やな。

 9月末に行った香川県出張旅行の写真&モメをやっとこさ書いた。写真大量です。

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2004.11.4(木) ムーアの実験

 やあ。まっちゃんです。
 『カルテ改ざん』は明日、印刷所からあがってくる。ご予約をたくさんいただいているため、今日はその発送準備で一日事務作業せっせせっせ。このコンピュータ時代に、宛名は全部オレ様によるボールペン直筆だ。これは将来プレミアがつくはずだから、受け取った方々はとっておくほうがいいと思う。
 なお、送料無料のご予約サービスは10日まで受け付けます。今のうちにぜひどーぞ!

 ところで、ブッシュ再選で疑問に思ったことがある。
 マイケルムーアを先頭にあれだけ反ブッシュの新戦略が展開され、それがアメリカのみならず高く評価されて世論も高まったかに思えたのに、ブッシュはアメリカ人の過半数以上の支持を得て再選された。
 そのココロはいかに。以下の三つのどれかに違いない。

 (1)ムーアががんばったからこの程度だった。彼がいなければブッシュはもっと圧勝だった。
 (2)ムーア、およびヨーロッパの反ブッシュ世論は残念ながら逆効果だった。
 (3)ケリーの顔が長すぎた。

 僕は、(1)はありえないと思う。そこまでアメリカの一般大衆が馬鹿とは思えない。
 つまり、(2)と(3)だったのではないか。
 たしかにムーアはすごい。だがその強烈なアピールによって、極悪のイジメっ子であるブッシュが、母性本能をくすぐられるイジメラレっ子になってしまったとも考えられる。デブで醜いムーアのスタイルは庶民を代表するかに見えてシビアな問題を提示するには変化球すぎたとも考えられるし、ヨーロッパなどの外国人にガチャガチャ言われるのもアメリカ人には面白くなかったとも思える。そしてケリーの顔は長すぎた。

 ライブドアは革命児ではあったが、保守的風土のプロ野球界からは「ありえない」幻の変化球にしか見えなかった。それを敏感に察知した楽天は、ヒゲを剃りネクタイを締めて、「あぁこの球なら知ってる、いいコースだよね」の緩いカーブで勝利した。

 シビアな選択であればあるほど、見たことのない変化球で勝負できるほどまだ世の中は大人になっていない。そのことをムーアの実験は教えてくれたのではないか。
 「ブッシュ再選」のような退行を世界が今後繰り返さないためには、ジャーナリズムはまだまだ地味な直球勝負を続けなければならないし、他国民はアメリカの一般大衆を信じて静かに見守る態度が必要だし、大統領候補にはもう少し顔の短い人物を選ばなければならない、ということなのかもしれない。けったくそ悪いことではあるが。

 医療問題に置き換えても、いろいろと考えさせられる。さいろ社もこれまではどっちかというと変化球狙いだったわけだが。

 まあ決まってしまったものは仕方がない。自暴自棄にならざるをえないパレスチナ人やチェチェン人のように、ブッシュに追い詰められたもっと多くの人たちが終わりなき最悪の自暴自棄テロを世界各地で続行し、それが第三次世界大戦に発展しないことを、これからの4年間祈り続けなければならんだろう。
 イラクで死んでいるのは子どもが多いという。北オセチアでは小学校がひどいことになった。恨みの洪水の中では、何もわからない子どもらが一番簡単に殺される。もちろん日本も無関係ではありえない。

 今日は風呂にも行けなかったせいで、夜になっても脳が軟化してくれないな。ビール1リットル飲んだんだが。
 寝るわ。

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2004.11.3(水) 走った

 やあ。まっちゃんです。
 先週、老眼の話を書いたが、ある方からこんなメールをいただいた。

昨年か一昨年くらい前に僕も老眼になって
なんかウレシクテみんなに自慢しました。

でもお友達もたいがい老眼でして
あ、そ−。それでねっって、
次の話題に移行しました。

少しだけサビシかったです。


 ありがとうございます。つまり気にすることないと。
 しかし、ここには僕の疑問への答えは書かれていない。
 僕の疑問とは、あくまでも、セクシーな女性が縄文式メガネオヤジに恋する可能性。この1点だ。
 アンタのメガネがどうかなんて誰も見てやしませんぜ、というのは真実であろうが、それだと余計アカンわけよ。
 見つめられ、恋に落ちる。
 これがスパイシーでキムチッシュな人生をおくる上での重要ポイントなわけだ。

 今日は文化の日。ポートアイランドで神戸学童っ子まつりが開催され、一日それに参加した。保護者リレーにも出て、何年ぶりかで全力疾走というものをした。さっそくフトモモ筋肉痛。
 ついでに腰痛も復活し、灘区の大和温泉で電気風呂治療をした。いつもすいてる大和温泉だが、今日は混んでたなあ。休日に来たのは初めてやけど。
 もう寝まっさ。

 こないだ岸和田で行ったもう1軒の銭湯、桜湯を「河内・泉州」編にアゲといた。

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2004.11.2(火) 銭湯かなし

 やあ。まっちゃんです。
 つまり岸和田といえばお城よりだんじりが有名、そしてナイナイ主演の「岸和田少年愚連隊」っちゅー映画もあったわけね。

 ところで大阪市西区のサイコーなイニシエ銭湯、清谷湯が8月末で廃業していたことを確認した。バアサンの言うには、「みなさん惜しい惜しい言うて廃業には反対やったんですけど、もうトシとって体力の限界ですので」とのことだった。
 じつに悲しい。環状線の内側で最もレトロで美しきボロ銭湯だった。しかもけっこうお客は多かったのになあ・・・合掌。

 今日は新開地の湊湯。あがりは神戸駅近くの「のり吉くん」という居酒屋へ。スタッフの若いにいちゃんが銭湯好きで、しかもけっこう渋好み。僕が「長田の浜添湯がいいよ」と言うと、メモをとっていた。

 日曜日に行った京都の銀閣寺湯をアゲといた

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2004.11.1(月) 個人メールみたいでスマン

 やあ。まっちゃんです。
 イヒ。イヒ。イヒヒヒヒヒヒ〜。
 待ってたよ、わが好敵手ジュン。

10月29日の答え  岡山城

さすがに、城だけではわからない。
午後から日帰りできるところだから、岡山県にしぼった。
城より有名なものとは、答えが正しければ、岡山後楽園だよな。
第3ヒントはさっぱりわからない。答えが違っているのかな。

 ヒョエッヒョエッヒョエッヒョエッ・・・。甘い。甘いよ明智ジュン五郎くん。
 ならばこちらから聞こう。午後から日帰りで、なぜ岡山県にしぼらにゃならんのかね。

 よく考えてみてほしい。そりゃ岡山は神戸から新幹線であっという間に着いてしまうが、僕のような貧乏人が、午後からちょっと時間ができたからといって新幹線に乗るようなもったいないマネをすると思ったのかね。かといって鈍行だと往復するだけで5時間くらいは軽くかかっちゃう。

 つまり、貧乏人にとって岡山というところは、いまだに丸一日あるいは1泊2日でナメるように観光しつくす場所なのだよ金田一ジュン介くん。
 それにさあ、岡山を舞台に映画なんか誰が撮る? 倉敷ならありえるだろうけど。

 まあそういうわけで、正解はその町で入った銭湯をここにアゲといたから見るよろし。赤字で今日の日付がピコピコしてるのがそれ。第2第3ヒントの意味も「あぁ〜なるほど」と納得していただけるものと思う。
 貧乏人の近場とはこういう範囲を言ふのだよジュンナンくん。(コナンとかけたのだが・・・無理?)


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