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いのちジャーナル別冊MOOKA 薬害が消される! −教科書に載らない6つの真実− 全国薬害被害者団体連絡協議会編 ![]() (A5判・160頁・本体1000円) |
申し訳ございません。本書は品切れとなりました。(増刷予定はありません) たくさんのご注文をありがとうございました。 |
書評 週刊金曜日/朝日新聞「社説」/「Book Boat」/毎日新聞/日本経済新聞 |
編者インタビュー 花井十伍さんに聞く(全国薬害被害者団体連絡協議会・代表) |
文部省のお役人も、薬害について何も知らなかった! |
サリドマイド……睡眠薬・胃腸薬が胎児の成長を阻害 スモン……身近な整腸剤で全身マヒに 薬害エイズ……血液製剤にエイズウイルスが混入 陣痛促進剤……出産をコントロールする薬で胎児や母親が死亡 MMR(新三種混合ワクチン)……国・自治体が欠陥ワクチンを勧奨接種 薬害ヤコブ病……汚染硬膜の移植で死に至る病に感染 |
6つの薬害被害者たちが学校教科書を調べ、 サリドマイドや薬害エイズなどの記述が 教科書検定で削除されている 事実をつかんだ。 それはいったいどうしてなのか。 そして被害者たちは文部省に乗り込んだ・・・。 被害者たち自らが、それぞれの薬害の実態と、 闘いの歴史を語りつくす。 これ1冊で、日本での薬害続発の秘密がわかる! |
薬害はなぜ繰り返されるのか。過去の教訓はどう教えられているのか。 |
目次 はじめに(→ここで全文が読めます) 第1章 薬害はなぜ教科書から消されたか 私たちはなぜ文部省に出かけたか 勝村久司 子どもたちを薬害の被害者にも加害者にもさせたくない 間宮 清 薬害スモンの記述はこのように消された 中西正弘 薬害エイズはなぜダイオキシンに置き換えられたのか 花井十伍 保健の教科書や母子手帳にこのお産の実態を 勝村久司 医学・薬学の専門教育でこそ「薬害教育」の推進を 片平洌彦 各政党への質問「日本の薬害教育についてどう思うか?」への回答 (解説/花井十伍) 資料/こんなにあった、日本の薬害 第2章 薬害の事実 ●サリドマイド 世間の視線と十年裁判――そして薬害防止の約束は裏切られた 中川久嗣 私と家族の人生にもたらした被害 増山ゆかり 子どもたちは訴える ●スモン 世界に類のない巨大薬害訴訟――「伝染病」説による迫害・自殺 中西正弘 全身に及ぶ多種多様な症状の中で 辻川郁子 キノホルムを飲んでみてください ●薬害エイズ 繰り返された構造薬害――偏見と診療拒否を越えて 今井育子 知らされず、診てもらえず、仲間が順に死んでいく 大平勝美 天国にいる幸ちゃんへ ●陣痛促進剤 人によって100倍以上の効き方の差がある薬を一律使用 勝村久司 いつまで、何人の子どもが母親が死なねばならないのか 出元明美 子どもが死んで、妻が死んで…… ●MMR(新三種混合ワクチン) 薬害エイズに酷似の構図――被害者を足蹴にする 認定却下″ 勢馬 彰 親の意向も、厚生省通達も無視されて 上野秀雄 ●薬害ヤコブ病 運が悪かったではすまされない――アメリカに 年遅れた回収命令 今井育子 知らないあいだに植え付けられた病原菌 谷 三一 「ヤコブ病を考えるつどい」より 第3章 薬害被害者座談会 薬害被害者の声をいかに届けるか 付録 厚生省への要望書と、それに対する回答 おわりに 花井十伍 |