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お産の前に 一番大切なことについて きちんと説明を受けていますか? |
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【2003年10月16日発売】 本書は95年11月発行の『病院で産むあなたへ』の再編集改訂版です。 ご注文はこちら |
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あなたの赤ちゃんを守るために お産のとき もしも「白い錠剤」や「点滴」を持って来られたら・・・。 分娩時に使用される”便利な薬”には 子宮破裂や胎児仮死などの 恐ろしい副作用があることを知っていますか? |
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「誘発の副作用としか…」「20年以上すぎてなお…」「促進剤を使った今回は…」 読者の声はこちら |
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(読売新聞03.11.15) 「子宮口を柔らかくする薬です」「陣痛促進剤のうちには入りません」。そんな説明を信じて薬を飲み、生死の境をさまよいながら強いられたお産。子どもや母親が亡くなるケースも後を絶たない。4つの事例を中心に陣痛促進剤による被害の実態を生々しく伝え、病院の都合に合わせた出産日時の調整などを目的にした安易な投薬の危険性を訴える。これから出産する人はぜひ読んでおきたい。 |
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北海道新聞・中国新聞ほか地方紙掲載の記事(共同通信社配信)はこちら | ||
目次 はじめに ●第1章 産科医療の現実 陣痛促進剤はなぜ危険なのか 陣痛促進剤の種類/感受性の差は100倍以上/自然の陣痛との違い/ 事故のメカニズム/添付文書の再三の改訂 陣痛促進剤はなぜ乱用されるのか 公立病院の実態/子宮収縮剤と病院経営/「計画分娩」という非情/屈折した産科医療 陣痛促進剤を使うと言われたら 本当に必要なケースはわずか/誕生日は赤ちゃんが決める/予定日を過ぎても大丈夫/ 陣痛誘発する際に必要な条件/「微弱陣痛」にだまされないで/陣痛促進する際に必要な条件 陣痛促進剤による被害をなくすために 日本の妊産婦死亡が多い理由/周産期死亡率の無意味/真実を伝えない教育/ 変わらない医師会の体質/どうすればよいのか ●第2章 典型的な被害事例 予定日超過で錠剤と点滴併用――山口有美さんの場合 病室に入ってすぐ/「こんなに子宮が硬い人は見たことがない」/異様な痛みを誰も看に来てくれない/最後の別れ/娘の死/「陣痛促進剤を使いながら自然分娩にもっていく」? 本人に黙って錠剤を膣内投与――原田美香さんの場合 「安産ですよ」/「促進剤とは違うからね」/帝王切開手術の前後に1時間放置される/ 1日たってからの搬送/手足の障害とてんかん発作 「子宮口を柔らかくする薬」と偽って錠剤投与――山下睦子さんの場合 破水して入院/「促進剤のうちには入りません」/2分間隔なのに、まだ3センチ!/ 「4人の分娩が重なってしまったから」/「何これ、どういうこと?」 予定日超過で過剰点滴――池田夕紀子さんの場合 予定日を過ぎて/いきなり2分間隔の強い陣痛/助けて/地獄の手術/ 救急車で転送/それでもプロの医者なのか? ●第3章 母親たちはどう闘ってきたか 「陣痛促進剤による被害を考える会」が発足するまで 「計画分娩」で/事故のあと/テレビ放映、そして裁判へ/ 優花の死と、雑誌掲載で広がった被害者の輪/朝日新聞への投稿と「考える会」の誕生 厚生省・厚生労働省に通いつめて 被害の実態調査を求める/添付文書の改訂を求める/ マスコミ報道を通じてのアピールと、国会質問/「陣痛促進剤被害110番」の実施/ インフォームド・コンセントのアンケート調査/子宮頚管熟化剤マイリスの適正使用/ 母子健康手帳への掲載を求める/無資格者が内診や分娩介助を /産科医療に反省の色なし ●第4章 安全なお産のために 安全なお産のための基礎知識 子どもを産む人の基本姿勢/子どもを産む人が知っておかねばならないこと/ よい病院選びのために/さらに「いいお産」をするために 資料 ビショップスコア/分娩経過と子宮内圧・陣痛周期・陣痛持続時間/アプガースコア/ 子宮収縮剤の添付文書改訂以降の副作用報告数/添付文書の警告/推薦参考図書 おわりに |
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