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| 泣き寝入りの時代は終わった。 たった一人の患者にも 医療を正していく方法が こんなにある。 | |||
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| 医療裁判は、 被害を受けた患者にとって過酷すぎる試練だ。 勝訴する確率は低く、 勝ったとしても、金銭賠償以外に 患者の願いが聞き入れられることはまずない。 いったいどうすればいいのか。 裁判のほかに何か方法はないのか。 患者自身にできることは何か。 そう考え、さまざまな方法を試行錯誤した患者たちがいる。 これはそれらをまとめた本である。 | |||
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| 監修:石川寛俊(いしかわ・ひろとし)プロフィール 1949年、奈良県生まれ。弁護士。 スモンや薬害エイズなどの巨大薬害訴訟をはじめ、これまでに200件以上の医療過誤訴訟を手がける。 テレビドラマ「白い巨塔」の監修も担当。著書に『医療と裁判』(岩波書店)など。 編:医療情報の公開・開示を求める市民の会 1994年設立。 公共的な医療情報の公開と、レセプトやカルテなど個人情報の本人・遺族への開示を求めて活動してきた。 事務局 山中裕子 Eメール jimukyoku-hiroko@nike.eonet.ne.jp ホームページ http://homepage1.nifty.com/hkr/simin/ | |||
| 「はじめに」より  石川寛俊(弁護士) 複雑、専門性、身体被害、権威へ抗うなど医療被害に特有の事情から、 被害者はそれを訴えることにすら勇気がいる。 そしてそのためか、訴える一線を突破した被害者は、まっすぐに進んで後戻りをしない。 (中略) ところが、被害者が行き着く先はどこにも見当たらない。 これが、心を決めた医療被害者が世間に打って出たときの姿であろうか。 この本は、黙々と群れの中に生きてきたよくある普通の人が、 被害者かなと悩み始めたときに、 行き先を照らすようにとの願いから、その道の先達が書き記したものである。 | |||
| C O N T E N T S はじめに――医療被害者が行き着く先はどこにある? 石川寛俊 真実を知りたい (山中裕子) 医療被害に立ち向かうために (岸本達司) 自分でできるカルテの証拠保全 (石川寛俊) 自分でできるレセプト開示 (勝村久司) 悪質病院は行政に申し立てよう (岡本隆吉) ニセ助産師を保健所に通報しよう (出元明美) 解剖で死因を究明しよう (秦重信) 「判決」以外の決着方法 (石川寛俊) あとがき 勝村久司 | |||
| 「医療被害にあった」 と確信するときがある。 それは、 予期せぬことが起こったからでも、 結果が悪かったからでもない。 その前後にあった医療者たちの あまりにも不誠実な対応の 連続の中で気付く確信だ。 勝村久司「おわりに」より | |||
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