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神戸は山と海に挟まれた街。その両方の風を常に感じながら生活できるのはなかなか贅沢だな。
それともう一つ、淡路島という大きな島へすぐに行ける点もおもしろい。橋の対岸、すぐそこに見えているのに、渡ってみるとそこには神戸とは全然異質な雰囲気が濃厚に漂っている。
明石からたこフェリーで明石海峡大橋の下をくぐって20分、320円で岩屋に到着。あっという間に着く、淡路島北端の港町だ。

(左)世界一の橋げた間 (右)岩屋港
神戸からわずかしか離れていないのに、岩屋は鄙びまくりの田舎町。巨大な赤字を背負って無理して橋を架けたものの、この町の様相には何の影響もなさそうだ。
港から左(東)へちょっと歩くと、商店街がある。これがまたアジア的というのか終戦直後的というのか、まあ真っ黒でしわくちゃなバアサンが道端にしゃがんで小さなトロ箱にどす黒いカワハギを数匹入れてハエを追いながら売ってるような通り。
脱日常にピッタリなストリート
お寺をのぞいたりしながら商店街を抜けると、ジェット船が発着する岩屋ポートがあり、そのすぐ横に古来から詠われた景勝地・絵島がある。もと地続きだった砂岩丘が波を受けて不思議な感じに侵食され、小島になったとか。
たしかに、クリームにチョコをたらしてスプーンで混ぜて途中でやめたような、不気味な砂の層が浮き出ていておもしろい。
絵島はさすが絵になる島
さて、商店街に戻ると、左手に地味な神社があった。岩楠神社とある。なにやら拝殿の裏に洞窟のようなものが見えるので、そっちへ回ってみると・・・
あ、あのう・・・
思い切り女陰でございます。覗いてみると、奥はかなり深かった。
この穴を見て、人はここに神あるいは異界を感じたわけですね。まあ気持ちはわからないでもないが。
ところで、ひょっとしてここの地名の「岩屋」って、これのことか・・・?
そしていつものお約束、商店街の中にあった銭湯「扇湯」へ。ここがまたある意味で、過去に経験したことのない濃い〜空間だった。「名銭湯・淡路」編にアゲといた。
湯上がりは再びたこフェリーで明石に戻る。
とまあ、岩屋はちょっとした空き時間にブラ〜っと海を渡ってプチトリップできる穴場ですな。
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