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| 鹿児島市から北西へ、国道328号線を30分ちょっと走って入来峠を越えると、清浦ダムがある。その横に鼻筋の通ったとんがり山あり。(上の写真はダム上の橋から) 下の写真の左を額、右を顎として美人方程式に当てはめると、この鼻筋の美しさは日本最強クラスではなかろうか。 ふしぎ山探検家として、この美しき鼻を撫でさすらぬわけにはいくまいて。 夢かけ橋の手前から小雨降る中、ダム湖にかかる「夢かけ橋」を渡ると赤い鳥居がある。ここが登山口。 参道の長い階段を登ると鷹ノ子神社がある。ちょっと変わった入母屋造り。昔、3羽の鷹の子が飛来して一帯の毒蛇を食い尽くしてくれたおかげで人が住めるようになった、との言い伝えから建てられた神社だそうな。 でも、「鷹の子が飛来する」って妙だな。飛んでる鷹を子ども扱いするか普通? ![]() (左)神社の参道 (右)鷹ノ子神社、登山口は拝殿の右側 拝殿の右に数段の階段があり、そこから山道が始まる。急斜面のルートは荒れており、判然としない。でも赤テープがあちこちに巻かれているので、それを目印に強引に登ってゆく。 倒木もあって歩きにくいが、突然「がんばれ」の標識が現われたりする。 やがて傾斜が緩くなって山腹の樹林を南へトラバースしたかと思うと直角に右へ曲がり、すべりやすい急斜面を一気に突き上げて尾根に出る。そこには真新しい鹿児島山岳会の標識が立っている。 ![]() (左)はい、がんばります (右)尾根に出た ここからいよいよ美しい鼻筋を先端に向けてたどる。木立に囲まれているが、麓からの見た目どおりに、だんだん急になる。やがて最後には岩場が現われる。 頂上手前の岩場この岩場は難しくない。ひょいひょい登って、間もなく山頂の祠に到着。登山口の鳥居から25分くらい。 残念ながら展望はあまりよくない。南東はよく見えるが、あとは木立の隙間から覗き見るのみ。 しかしまあ、美しくピンと通った鼻のてっぺんにいるのだと思うと、気分は悪くない。 ![]() (左)頂上の祠 (右)南の鹿児島市方面 鼻の先っぽから真下を覗くと、樹間に清浦ダムが少し見える姿の美しさのわりに、登る人は少ないようだ。やはりせっかく登っても展望がイマイチだと残念だし。 そんなわけで、ひっそりとつつましい美人山だった。でも俺はそんなこいつがいじらしい。 (05.12.12) 中央付近の▲の位置 |
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