| メ シ つ き 文 化 遺 産 | ||
![]() |
||
| 大阪市福島区の渋~い大衆食堂 (大阪市index) (大阪府下の渋~い大衆食堂はこちら) |
||
|
||
みずほ食堂
福島駅から「売っても占い商店街」を歩いて、聖天さんを過ぎてもまっすぐずっと行ったら左手に見えてくる。 うなぎの寝床的に長細い店内。四人がけテーブルが左右にずらっと並んでいる。 ![]() (左)奥まで15テーブルくらいはある (右)入口の堂々たるおかずケース 店の奥から反対側の道路に出られる。そっちから見たら鉄筋コンクリのマンション1階だ。ということは、手前の木造二階建と奥のマンションとを連結させてブチ抜いてあるようだ。 感じのいいおばちゃんが二人でまわしているっぽい。値段は、うどん・そば250円に始まって、どれもかなり安い。ビール大瓶450円も嬉しいやないの。 おかずケースからシャケ玉子焼きを選んでチンしてもらう。 ![]() 合計530円…味噌汁80円、めし小130円(漬物2品)やからシャケ玉子焼きは320円ね 横の60歳くらいのおばちゃん客はずっと独り言を言っている。そしてビールを次々飲んでいる夫婦。 平日のお昼前、のんびりとした食堂風情だ。 聖天さん通りの古い食堂(2015年2月) |
||
| このページ(大阪市福島区)の頭へ/大阪市index/激渋食堂メモのトップ | ||
| にのみや食堂 ★
伝説的な食堂、というべきだろう。 福島に近い便利な場所にありながら、たぶんイニシエ度において大阪最強だ。 ![]() (左)本日の定食1種類 (右)テント破れまくり ビルに挟まれてたたずむ外観もさることながら、一歩足を踏み込んだとたん昭和中期にタイムスリップする。 ![]() (左)郷愁の光 (右)おばあちゃんちに昔あった土間 滞留する空気が外の世界とはまったくの異次元だ。 椅子、テーブル、ストーブ……何十年も昔からここで静かに暮らしてきたモノたちの特別な部屋に、しばしお邪魔させていただくのみ。 窓際に子どもの写真が飾られている。誰だろう。誰だっていい。もはや俺であり君の写真だ。 おばあさんに、「今日の定食」生姜焼き定食470円を注文する。奥でおやじさんが作っているような気配がする。 出てきた生姜焼き定食は、びっくりするほど控えめだった。 ![]() (左)うどん280円、いちばん高い他人丼でも480円 (右)肉少々、キャベツ少々 でも、はっきり言ってここでは何が出てこようが量や味がどうだろうが、ほとんど関係ないと言わねばならないだろう。 タイムカプセルを開けてしまったら、そこは古い食堂で、おじいさんとおばあさんが質素な料理でもてなしてくれた。 訪れるたびに夢を見られる、プライスレスな奇跡の空間である。 (2015年3月) |
||
| このページ(大阪市福島区)の頭へ/大阪市index/激渋食堂メモのトップ | ||
やまだ ★ (閉店)
阪神電車の野田駅から徒歩5分の小さな食堂。時代がかった外観にキューンとくる。 ![]() (左)この暖簾にまた味がある (右)店内すっきり 店内は壁向きカウンターとテーブルひとつ、チープなパイプ椅子。おかみさんと手伝いのおばちゃん二人でやっている。 壁のメニューは、うどんや丼物おおかた300~400円、トンカツ定食550円。めしは「小150円」の下に「お茶碗100円」が明記してあって良心的だ。 おかずケースがあるけど、1時を過ぎてから行ったらほとんど空だった。 「魚もみな出てしもてん。あとは玉子焼きか・・・」 「ほな玉子焼きで」 しばらくして、 「豚のテキやったらできるけど?」 「ほなそれにしてー。めしはお茶碗でええですわ」 というようなやりとりのあと、おかみさんが作ってくれたのがコレ。 ![]() アツアツじゅんじゅんのトンテキ、うっまー! 具だくさんの味噌汁にはソーメンまで入っている。ちょっとついてるキャベツとマカロニサラダも嬉しいねぇ。漬物もうまい。 なんてことのないフツーの料理だが、あまりのうまさに食いながら涙が出そうになった。 しかもこの店、50年やってるという割にこぎれいだ。醤油さしなんかも汁垂れもなく、きれいに整えられてるし。仕事への愛情とお人柄とがにじみ出たお店だ。 ![]() (左)テーブルぴかぴか (右)お見事 腹一杯の大満足でお勘定をお願いすると、なんと400円やと! お茶碗めし100円、味噌汁100円、おかず200円で400円やと!!! あかん。やられた。 今すぐこの店をおかみさんごと国宝に認定し、ここを舞台に映画の1本も撮られるべきだろう。 (2015年1月) |
||
| このページ(大阪市福島区)の頭へ/大阪市index/激渋食堂メモのトップ |