チープに極楽。生きててよかった!

東海の名銭湯 【三重県】
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辰巳温泉 (伊勢市)(廃業) 
一乃湯 ★(伊賀市) 
玉乃湯 (名張市)
常盤湯 (名張市)
松の湯 ★(尾鷲市) 

辰巳温泉


2008年、廃業されたもよう。
桶太郎さん情報感謝です)


伊勢市大世古2丁目8-4
電話  0596-28-3778
【営業時間】14:30〜23:00
【定休日】水曜日
【入浴料】350円

 伊勢市駅から西へ徒歩10分たらず。新町商店街の2筋北のさびれた飲食店街を歩くと「ゆ」の行灯が目に入る。
 道からちょっと奥まって、真新しい玄関が目立つ。でも建物本体は古い木造だ。入母屋破風の左右に小さな千鳥破風が乗っていて、笑っているようにも見える。

 

 暖簾をくぐって戸を開けると、間口分のタタキ。年季ばりばりの木の番台に愛想のいいおばちゃんが座っている。

 
(左)玄関と番台、帰りはおっちゃんに交替   (右)下駄箱関係もこの味わい

 と、この脱衣所、スパーンと広々しとるわ。しかも和のいにしえ風情がそのまま維持されている。「これぞ銭湯!」というような空間。
 板張りの床板がまたよろし。帰りに番台オヤジに聞くと、板の厚さは3cm、昭和27年の創業以来タワミも痛みもなし。しっくい壁も、伊勢湾台風でもひび割れひとつしなかった。高い板張り天井も創業当時のままとのことだ。
 ソファ周辺にはスポーツ新聞や漫画雑誌などが置かれ、下町銭湯らしい庶民的ムードに包まれている。いろいろ物が多いけど、広いからゴチャゴチャ感はあまりない。

 
(左)この床、最高   (右)モノは多いが空間は広い

 ロッカーは木製の古いものだが、その上の壁になにやらパネル入りの浮世絵が飾られている。オヤジに聞くと、歌麿がお伊勢参りに来たときに書いたものらしい。


(左)渋いロッカーの上に   (右)フルチンで眺める裸婦の行水

 脱衣所と浴室は別棟になっていて、4mほどの渡り廊下を歩いてゆく。ここに流しスペースがあり、横は中庭になっている。

 渡り廊下はなぜかパステルカラー

浴室の戸は珍しくヒラキ戸。入るとなかなかの広さだが、まず目に入るのは男女仕切り壁に並ぶ電光広告だ。いやー、浴室内にこんなのがあるのは初めて見た。

 すさまじい広告効果が期待できる

 湯舟は中央に楕円形の深浅主浴槽。隅に電気風呂+ジェット1本と、ぬるめのバスクリン風呂が並んでいる。
 浴槽フチには初めて見るカヤック型の細かいタイル、一部損壊でセメント補修施工。床と一部の壁は新しいタイルに換えられているが、全体的な統一感なく各種タイルがあれこれ使われている印象あり。カランまわりは鏡の位置が微妙に使いづらい。
 おっ、意表を突いて電気風呂の上の壁に鯉のタイル絵だ。タイル12枚の小さなものだが、そこに「電気風呂」の丸いシールがペタンと貼られている。おしい。

 統一感なきタイルワーク、そしてタイル絵

 午後6時ごろ、先客1名、あとは貸切だった。
 上がりはビールほか飲み物いろいろあり。
 広々した脱衣所でのんびりと和みタイムを過ごせる、古いけど現役感十分な生活銭湯だ。  (05.5.14)

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一乃湯 

伊賀市上野西日南町1761
電話 0595-21-1126

【営業時間】16:00〜23:00
【定休日】木曜日
【入浴料】300円

 クソ暑い日に長い距離を歩き、バテ気味の子らを連れてやっとたどり着いた1軒の古い銭湯。子どもらが渋銭ファンのはずもない。これは賭けだ。不評を買うと帰路が思いやられる。
 だが、ここ一乃湯はそんな不安を吹き飛ばしてくれた。

 近鉄伊賀線上野市駅から銀座通りを南へ10分ほど歩き、シェル石油の手前路地を右へ。田舎丸出しののんびりした路地をゆくと、お寺の向こうに煙突が見えてくる。
 正面には自販機に挟まれて石門があるが、その上に何やら・・・なんと、ネオン! 温泉マークの中に屋号が書かれている。これは珍しい。
 そしてぐぐっと奥に貫禄の日本建築。小学生も思わず「おおーっ」と声を出す渋さだ。

 
(左)銭湯に興味のない人でも思わず立ち止まる   (右)夜にも来ないといけません

 
(左)門からのアプローチ右には石塔も   (右)堂々の唐破風、上にちょこんと雑草萌え

 暖簾をめくると、まだ屋外なのにいきなり下駄箱が並んでいる。このパターンは初めて。トイレも右手の庭先にある。

 
(左)わりと新しい下駄箱   (右)トイレ方面から暖簾の内側を見る

 正面に伐り株オブジェ

 戸を開けて入るとタタキに番台があるが、愛想のいいおやじはそこには座らず男湯側で迎えてくれる。料金は値上げ前のまま300円、嬉しいねえ。
 そして目の前には、広々としたイニシエ脱衣所が気持ちよく広がる。天井、床、壁、柱、すべてが人の心を和ませるために存在するかのごときくつろぎ空間。
 おやじによると、「大正15年の建物」だそうだ。「この欄間は変わってますねー」と言うと、「これは値打ちもんでっせ。でもところどころフシが自然に抜け落ちてしもうて、あそことあそこと・・・」と顔をほころばせる。
 おやじがこの銭湯を我が子のようにかわいがっていることをこの時点で確信した。そのことイコール名銭湯の証。

 
(左)ロッカーは新しい   (右)木目の隙間を抜いて透かし彫りのように仕上げられた欄間

 
(左)堂々の折り上げ格天井   (右)浴室との間に中庭がある。この風情がたまらん

 浴室への渡り廊下に流しがあり、横の中庭には池があって鯉が泳いでいる。まったくもってすばらしい。

 古いけど、どこもきれいです

 浴室は一転して改装済みでピッカピカ。
 だが、湯舟ヘリや座り段、カランまわりなど要所には御影石や大理石が使われていて、安っぽくなくセンスがいい。タイルも小さめのものが多用され、21世紀もなんのその、丸い豆タイルも登場だ。じつに僕好み。

 湯舟は手前から浅、深、電気と並び、42度くらいの湯がなみなみと満ちている。
 電気風呂から湯が順に流れてくるパターンだが、大阪兵庫によくある大手工務店の「流れ風呂」とはやや異なって、最後は滝式にすべての湯を回収するのではなく、浴槽内側の喫水線に並んだ穴に吸い込まれる式。しかしその穴が小ぶりなため吸収には限度があり、人が浸かるとかなりな量がオーバーフローして排水溝に流れ去る。
 素晴らしい贅沢感。しかもこのほうが滝式みたいに手鼻なんかを流されずにすむ。

 さらに奥には気泡寝湯、ジェット2連、水風呂が並び、手前には立ちシャワー。サウナと露天以外はフルセット装備だ。この古銭湯にして、これは嬉しい誤算。子どもらは水風呂に入りっぱなしだ。
 どこもよく磨かれていて気持ちがいい。いちばん気に入ったのは深風呂内の奥にある腰掛け部分。お尻が接するカーブと豆タイルの感触がたまらん。

 窓は低い位置にあって明るく、外から網戸にツタがからんでいる。窓の外は野草ボーボーの庭、これまた田舎風情でよい。

 上がりは牛乳などあり。
 おやじいわく、「昔は湯舟は全部石だった」とのこと。
 「それはそれで風情があったでしょうね」と言うと、おやじはうなづきながらも、しみじみとこう言う。
 「でも掃除が大変やった。タワシでこすらんと、人の脂いうのんはなかなか落ちへんから」
 子どもらは脱衣所のソファーで牛乳を飲んですっかりくつろぎ、僕が「そろそろ帰ろか」と言っても「もうちょっとのんびりしていきたい」と言ってなかなか立たなかった。
 その気持ちはよくわかる。この建物は伊賀市の「まちかど博物館」にも選ばれているらしい。落ち着いた伝統空間に、各種揃った設備と清潔管理。店主の愛情がビンビン伝わる名銭湯だ。
 すっかり元気を取り戻した子どもらと口笛ふきふき家路についた。 (05.7.17)
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玉乃湯

名張市榊町1412
電話 0595-63-0750
【営業時間】16:00〜23:00
【定休日】水曜日
【入浴料】350円

 近鉄名張駅の横の観光案内所でもらった地図を見ながら、南西へ数分の「水路のあるまちなみ」を目指す。
 するとその水路脇の細い路地に面して、うひゃー、こここここれは素晴らしい! 周囲のまちなみといい、建物のレトロモダンな造形といい、白壁の美しさといい・・・銭湯ファンなら間違いなく3分間はその場に凍りつくだろう。
 しかもよく見たら寄せ棟造りだよ。これは珍しい。

 
(左)細い水路に沿って歩いてゆくと・・・   (右)前栽の松の枝ぶりも見事じゃ

 風情の剛速球、これでもかと

 そのあと山を歩き、日が暮れてからヘトヘトになって戻ってきた。絶好の銭湯体質が完成し、あとは極楽に身を委ねるのみ。
 さっそく暖簾をくぐる。そこは期待に違わぬ古い木の世界。

 
(左)玄関先の意匠   (右)下駄箱の年季、ガラス戸の職人芸、そして「おい、小池!」

 番台背後の突出

 すりガラスの渋い戸を開けると、古い骨格に新建材を貼り付けた番台があり、おやじが座っている。
 脱衣所はこじんまりしているが、天井が高くてのびのびしている。見上げれば格天井、端のほうは白塗りだが折り上げふうにカーブしている。
 床は板張りにヨシ敷き、隔壁も古いもので、さらに浴室の手前の欄間にもイニシエの職人技が光る。ナカナカのもんじゃないですか。ただしロッカーはアルミものに替えられている。

 裸になって浴室に入ると、雰囲気は一転する。全面改装されて間もないようで古さはまったくなく、清潔で快適。
 天井は、中央部(男女仕切り壁の上部分)で端から端まで湯気抜きが開いているのが珍しい。
 湯舟は東京的に奥にあり、深浅(やや熱め)と薬湯(ややぬるめ、じっこう)。深の一部は座浴ジェット、薬湯は気泡になっている。あ〜今の全身疲労には座浴ジェットや薬湯がことのほか嬉しいねえ。しかも、やわらかで水質のよさを感じさせられる。

 奥壁に1点だけ、黒ずんだ丸いブリキ板の鯉レリーフが取り付けられている。これだけ古くからあるものを大事に使っているみたい。
 カランは島カランも含めて数たっぷり、水圧バッチリ。使い勝手も文句なしの優良銭湯だ。

 上がりは飲み物販売あり。マッサージ椅子のほか、ラタン安楽椅子が2つあってくつろげる。
 浴室は新しいが、とにかくこの立地と外観の渋さがたまらない。玄関・脱衣所の造りも見ごたえがある。  (06.3.7)
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常盤湯

名張市上本町11
電話 0595-63-2420
【営業時間】15:00〜23:00
【定休日】木曜日
【入浴料】280円

 近鉄名張駅から西の旧市街へ。ゆるやかな丘を越えてゆくと、下り坂の正面に立派な煙突がそびえている。
 近づくと、そのあたりから「サンロード」というアーケード商店街が始まっている。中途半端な場所にある商店街だが、かつては初瀬街道の宿場町の中心部だったようだ。
 そこを入ってすぐ、このいかめしくも古めかしい銭湯が現われる。小ぶりだが無骨なコンクリ壁がストイックだ。

 
(左)今は寂しきサンロード   (右)ガチッと三角、屋号は木彫り

 夜になると、さらに商店街全体が歴史に押しつぶされたようなオーラに包まれる。そんな中、あたたかく光るサカサクラゲの電光看板。入るしかない。

 
(左)黄泉の国に揺れる暖簾   (右)玉乃湯と似た意匠

 暖簾をくぐると狭い下足スペース、番台背後の突出や戸などがこの上の玉乃湯と共通している。
 すりガラスの戸を開けると、古い番台にほがらかなおかみさん。えっ、280円?
 「えらい安いですね」と言うと、「うちはきたないから」とおっしゃる。

 番台も戸もワンダホー、おかみさんもグー

 こじんまりした脱衣所は、白壁と木のぬくもりに満ちた、みごとに古めかしい空間。天井は玉乃湯と同じで、格天井の隅が折り上げふうにカーブしている。
 床は板張り、欄間も玉乃湯と同じだが、こっちのほうが全体にほとんど手を加えられておらず、昔ながらの姿がほぼ完全に保存されている。

 おかみさんによると、「創業は明治ナン年、昭和7年(だったかな)に建て替えたまま」とのこと。スマヌ、酔ってたので正確な数字は忘れたけど、とにかく昭和ヒトケタの建物だ。「ハイキング帰りの人が来て、けっこう写真を撮っていく」そうだ。
 そして出ました、便所は汲み取り式だ。

 
(左)格天井、プロペラは今も夏には活躍する   (右)隅のカーヴ

 
(左)ロッカーはガラス張り   (右)上品な欄間

 浴室もこじんまりとシンプルな空間。四角錘天井に四角い湯気抜きがある。
 湯舟はタイル張りの主浴槽と、ややっ、奥に御影石の副浴槽があるぞ。こいつは古そうだ。
 主浴槽の湯はやや熱め。あー、いい湯やのぉ。奥の石の浴槽には「森林浴」の青い湯が張られており、ややぬるめ。交互にゆっくりと浸かる。
 ジェットもなにもなく、静寂そのものだ。

 
(左)主浴槽の周囲には低い座り段がある   (右)石の湯舟には青い湯

 カラン付近にはブドウ柄タイル

 カランにはシャワーがついてない場所もある。シャワーのあるカランを選んで座ったが、シャワー栓をひねるとジョワーっと・・・付け根から半分吹きこぼれとるがな。

 だが、ここはこれでいい。営業が続けられているだけで感動。思わず微笑がこぼれる。

 上がりはちゃんと飲み物あり、トマトジュース100円を飲む。
 なんとも落ち着く空間だ。
 「井戸水を薪で沸かしてます。あとつぎはいてません」
 おかみさんはそう語る。
 でもこのおかみさん、73歳だそうだがそんな歳にはとうてい見えない。肌にもハリがあるし。まだまだがんばってくださることを願う。  (06.3.7)
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松の湯 

尾鷲市中井町4-13
電話  05972-2-0179
【営業時間】15:30〜21:00
【定休日】日曜日と水曜日
【入浴料】200円

 はぁぁ・・・涙が出るような場所に、涙が出るような銭湯。冥利に尽きるとはこのことだ。

 世界遺産に指定された熊野古道の中でも特に人気の高い馬越峠。その美しい石畳道を下りてくると、尾鷲市街地の北川橋にポンと出る。
 で、橋を渡ったところに、1軒の古い銭湯が。
 おい、これも世界遺産なのか !? だってこれ見てよ、玄関先のこの立派な富士山のタイル絵。これが外にあるんだぜ。こんなの初めて見たぞ!

 
(左)超伝統系の香りプンプン   (右)真正面で強烈に誘う

 
(左)俺を待っていたんだね   (右)湯気抜きも芸術的

 山道を歩いてきた足の疲れが、この外観を見ただけでとろけていくのがわかる。
 吸い込まれるように暖簾をくぐる。
 古い木の戸を開けると間口分のタタキ。年輪を重ねた番台におばちゃんが座っているが、え? 入浴料200円だと!
 古めかしい下駄箱にはちゃんと鍵がついている。引っ張ってみたらなんと引き出し式、これも初めて見るなぁ。ウォーキングシューズを横にして収納する。

 薬箱みたい

 脱衣所は伝統的な木造しっくい空間、高〜い格天井が並の銭湯との格の違いを見せつける。床だけは学校教室のような合板正方形フローリングで改装されている。木のロッカーはやや縦長で、そのぶん奥行きがやや浅い。
 よけいなものがなくてじつにシンプル、広々とした空間がもうタマラン。

 先客が一人いたが、そのオヤジがいきなり話しかけてくる。
 「わしも15年ほど前まで神戸の福原におったんや。そっち関係の仕事しとったんやけど、今でも〇〇とか〇〇いう店、ある?」
 ・・・知らんがな。

 
(左)高い天井からさわやかな風を送るプロペラ   (右)ロッカー

 最も感動したのが浴室の戸。東京銭湯のように全面ガラス戸だが、すべてイニシエの木枠がそっくりそのまま使われている。その質感、色合いがまことにすばらしく、手をかけて引くとずっしりと重い。まさしく歴史の重みだ。

 しずしずと浴室へ。中型の広さに誰もいない。貸切だ。
 板張りの四角垂天井。水色のペンキがややハゲているが、湯気抜きがスポーンと高くてなかなかの造形美。床は細かい柄の入った感じのいいタイルが張られている。壁は白タイルで飾り気ナンモなし。
 湯舟は、中央に長方形の深浅がポンとあるのみ。フチは味わい深い白御影石で、内側は水色タイル。気泡などの仕掛けは一切なし。

 ストイックなまでにシンプルな熊野巡礼的浴室だ。
 湯は43度くらい。山歩きでくたびれた足が、あぁ・・・じんわりと。もう声を出さずにはいられない。静寂の空間に何度もこだまする、俺の深い深いため息。言い尽くせない満足感がすべての毛穴からしみこんでくる。
 よかったなぁ。はるばる尾鷲くんだりまで来て、本当によかったよ。

 カランは高さや下の溝まわりなどに余裕があって、使い勝手はいい。
 古いけど清潔に、大切に管理されている感じが嬉しい。

 上がりは、脱衣所に飲み物の自販機あり。
 おばちゃんに聞くと、築80年とのこと。建物や備品のほとんどがその頃のままだそうだ。この銭湯が世界遺産のコアゾーンに含まれていないとは、ユネスコも語るに足りん。
 さてと。駅近くの居酒屋へ、とれとれのカツオでも食いに行くとしよう。松の湯から尾鷲駅まで歩いて10分たらず。 (05.5.13)

 ついさっき登った天狗倉山をバックに
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