チープに極楽。生きててよかった!
| 関西の名銭湯 【大阪市東成区】 |
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| 東温泉 宝徳湯 常盤温泉 ★ (2005年11月30日 廃業) |
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東温泉
環状線の玉造駅から東北東に徒歩10分くらい。古い建物と新しいマンションが混在する住宅地に溶け込んでいる。 外壁などは改装されているが、よく見ると昔チックな構えだ。正面左の薄い出っ張りが生野区の生照温泉に通ずるものがある。 用途不明の出っ張り、なんだろう・・・中に入ると、玄関・番台・脱衣所は新建材で一般的に改装されていて、さほどの古さを感じさせない。広々、すっきりした印象。だが感じのいいおかみさんによると、昭和12年の建物とのこと。戦前からの生き残りは大阪市内では貴重だ。 「おおっ」と思わされるのが、創業当時から使われている木のロッカー。ご主人が大事に守ってこられたそうだ。 ![]() 素晴らしい存在感、外枠が白っぽく塗られている 浴室も一般的なタイルで改装されていて古さはない。 湯舟は中央に黒御影の深浅がデンとあり、奥に気泡・ジェット・電気あり。さらに強烈なスチームサウナ、これはキクぞぉ。水風呂もビシッと冷えている。でも全体にやや塩素がキツめかな。 じゅうぶん風呂を楽しんで脱衣所へ出た瞬間、目に飛び込んでくるロッカーと前栽の風情が非常によろすい。ほあ〜っとタメイキ出まっせ。 もちろん飲み物販売あり。パンツ一丁、開け放たれた庭に向かい、腰に手を当てる正しい姿勢で牛乳いっときましょう。 (05.10.26) 銭湯ならではの風情 |
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宝徳湯
地下鉄千日前線の新深江駅を下車、北へ徒歩2分。下町ふうの商店が並ぶ一角に、庶民的な面持ちの銭湯あり。 凸型玄関に2階住居の典型的な大阪銭湯だ。 屋号は木彫りっぽい暖簾をくぐると「いらっしゃいませ」と音声が鳴る仕掛け。 靴を脱いで脱衣所に上がると、あれまー、こいつは懐古カイコカイコのシュリンガンやぁおまへんかい。 ![]() (左)半楕円番台が最高。大きな時計もナイス (右)格天井に木製プロペラ ![]() (左)男女壁のロッカーも木製、ていうか女風呂が・・・ (右)出ました一枚板に漢数字浮き彫り なんとも落ち着いたイニシエの風呂屋風景。やっぱこれでせう。 でも脱衣箱の裏側に鍵を取り付けたネジが2つ突出しているので、出し入れの際に肘のあたりをひっかけないよう要注意だ。 浴室はけっこう広い。 湯舟は中央にメインの深と浅がある。その外壁側に、増設されたと思しき「クリニックバス」(気泡寝風呂3人分)と電気風呂があるが、電気風呂は通電していない。クリニックバスの湯はかなり低い。40度なさそうだ。 さらに奥に水風呂があって、温冷交互浴の無限連鎖にハマリ込む仕組みになっている。 湯舟のへりはすべて黒御影で、よく磨かれた手触りがじつによろしい。 床には、しゃれた商店街の歩道などに使われていそうな石のタイルが使われているのが珍しい。 カランは男女隔壁側に並んでいてシャワーも快調。出入り口近くにはボディシャワーと小さな水鉢もある。 と設備的にはサウナ以外はだいたい揃っているが、それよりここで目を引かれるのは、奥面が庭になっていることだ。 ここには水槽が置かれ、中に何かの稚魚が泳いでいる。横には画用紙が立てかけられ、明らかに小学生の文字でこう書かれている。 「赤ちゃんが生まれました。この稚魚は次のうちどれでしょう。@グッピーAモツゴBメダカ」 アットホ〜ム〜! 1時間近く長風呂して上がった。冷水機が置かれているのが嬉しいねぇ。飲み物販売もいろいろあり。 んでパンツ一丁、腰に手を当て、こっち向いて牛乳を飲むと。 開け放たれた前栽&扇風機牛乳を飲み終えたらスポーツ新聞熟読ね。ああ日本のくつろぎここにあり。 ちなみに浴室奥庭の稚魚はモツゴだ。おかみさんに聞くと、この横の平野川で獲ってきた卵が孵ったものだそうだ。 くつろぎ感の高い下町銭湯、じつによか。 (08.6.17) |
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