チープに極楽。生きててよかった!
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| 花の湯(足利市)★ | |||
花の湯 ★
人生2度目の両毛線、25年ぶりくらい。夜もとっぷり暮れて足利で下りた。初めて来たけど、なにやら濃い雰囲気の街だな。 駅から1kmほども歩いたあたり、旧遊郭かとも感じさせる趣き深いまちなみに忽然と現れる立派な建物・・・え? 銭湯か! 頭をかなづちで殴られるような衝撃をともなう、堂々たる存在感。こいつはタダ者やないぞ。 興奮しきったフロバカがこの角度あの角度とためすがえす惚れ惚れ眺めているうち、あっという間に15分ほど経過した。 ![]() (左)渋い看板の奥、脱衣所の格天井が見えている (右)浴室の湯気の感じがまた ![]() (左)にくい感じのオリジナルのれん (右)たまりましぇーん! 古い木の番台で湯銭を払う。 脱衣所がまたかなりの年季で味わい深い。高い天井は折り上げ部分がしっくい塗りになっていて、中央付近から吊り下げられた扇風機のプロペラが回転中。 隅に丸籠が積み上げられ、テレビを見ながら2〜3人の湯上り客がくつろいでいる。 うーむ。なんか唸ってしまうような渋い空間だ。 浴室へ。 高々とした2段式天井、奥壁に沿って湯船が2槽あり、その上にペンキ絵のある典型的な東京型銭湯だ。 ただしペンキ絵は富士山ではない。中央が大きく崩落した山体は磐梯山かなと一瞬思ったが、隅っこに「大沼公園」と書き込みがあった。駒ケ岳にしてはちょっと荒々しいな・・・。 男女隔壁の端から端までを貫いて章仙のタイル絵がある。水面のまにまに松の生えた小島や東屋などが配置された、豪華にして優美な絵やおまへんか。 いやー、やっぱりこの銭湯、タダもんやないで。 床を覆う六角形の白タイルがまた渋い。でも年季のあまり床面がデコボコしていて、湯が排水されにくい部分もあり。 ちょっと残念だが仕方がない。快適さよりもこの味わい深きタイル優先だ。 湯船の湯は、2槽で熱さにやや差がある。奥壁にあしらわれた岩の部分から熱い湯が出てくる。 やわらかなエエ湯じゃのぉ。 上がりは飲み物を飲みながら脱衣所でしばしボーッと脱力。 しかしこんな場所にこんな銭湯があるとはなあ。はるばる来た甲斐があったよまったく。 (2010.8.11) |
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