チープに極楽。生きててよかった!

東北地方の名銭湯 【福島県】
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鯖湖湯(福島市) 2010.9.29
よしの湯(郡山市) 2010.9.21

鯖湖湯(飯坂温泉)

福島市飯坂町湯沢32-イ(→地図)
【電話】 024-542-2121
【営業時間】 6:00〜22:00
【定休日】 月曜日
【入浴料】 大人200円

 朝っぱらから朝風呂ゴー。JR福島駅から私鉄の福島交通線に乗って約30分、終点の飯坂温泉へ。
 駅横の川沿いに温泉ホテルがズラリ並ぶ眺め印象的だが、ゆるい丘を覆うように広がる温泉街・住宅街にも8つの共同浴場が点在している。
 その中でいちばん有名なのがここ。駅から歩いて5〜6分かな。

 

 建物は新しいが、伝統的な木造建築が素晴らしい。
 内部は撮影禁止とあったので撮ってないけど、入ってすぐに受付ふうの番台があり、壁を回りこむとすぐに脱衣スペース、そして2〜3段ほど下がったところからいきなり浴室になっている。脱衣場と浴室の間に仕切りのない別府スタイルだ。

 内部もきっちりと伝統的な木造が貫かれている。脱衣場にロッカーはなくタナのみ。すぐに裸になって浴場部分へ。
 浴室部分は広々しており、床は切石が敷かれている。中央に6〜7人サイズの長方形の湯船がひとつあり、向かいから湯がジョボジョボと注ぎ込んでいる。地元民らしき先客が2〜3人いる。
 早朝の神々しい光景である。たまらんよこれは。

 飯坂の湯は無色透明無味無臭の単純温泉だが、58.5度の源泉がじゃんじゃん注ぎ込まれてるもんだから飛び上がるほど熱い。前日に入った別の共同浴場では、湯船の湯はほとんど限界値で1分我慢できなかった。
 ここも熱いのだろうと用心しつつかかり湯をしたら…おっと、ちょうどエエ具合の適温やおまへんか〜。
 水でうめているのか? でも朝から激熱でなくてよかった〜。

 どヴァーとお湯に浸かって見上げると、高い天井と湯気抜き部分の木組みがまた素晴らしい。
 新しい建物だけど、なんかオーラっちゅーかこれを設計し建てた人間の執念を感じる。あと数十年か経てば道後や竹瓦のような風格が出るに違いない。

 そしてお湯はうめられているっぽいわりに鮮度よさげで、なんの不満もない。
 ていうか極楽。朝っぱらから贅沢極まりないんだよこのクソ貧乏人の分際で。ふは。ふは。ふはははははー。

 ともかく、この浴室の雰囲気、そして朝日の中に立ち昇る湯気のシルエットの極楽絵巻ぶりはただごとじゃない。

 
(左)入り口の左右にある腰かけ段で休憩  (右)斜め向かいの神社から

 しかし朝からこんな風呂に入れる人生、なんと幸福なんでしょう。(2010.8.10)
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よしの湯

東北大震災で被害を受け、廃業されました。レポートは営業当時のものです。

郡山市本町2丁目6−1(→地図)
【電話】 024-932-4234
【営業時間】 14:00〜21:00
【定休日】 毎月1日、15日

 暑い中歩き回ったから、とにかくもう早く風呂へ入りたくて仕方がおまへん。
 郡山の銭湯は2軒。駅に近いほうの激渋銭湯、不動湯は残念ながら定休日だったので、さらに5分ほど足を伸ばした。
 郡山駅から南西へ約1km、国道4号線の「古館交番前」交差点のすぐ東に見えております。

 
(左)周囲はビル多いけどがんばってる   (右)定休日が少なくて嬉しい

 玄関部分の小屋根が印象的なミニ銭湯。
 暖簾をくぐると下足室で、靴を脱いで戸を開けると番台におやじさんが座っている。福島県の銭湯料金400円のところを、「サービス期間中で」とのことでなんと300円にしてくださった。愛!

 内部はあっさりとした感じで、とくに天井がどうとか壁がどうとかいうこともないけど、清潔感が心地よし。脱衣場には洗濯機もある。

 
(左)緑色ロッカー   (右)浴室は東京式、天女のモザイク画あり

 浴室も超シンプルで、深浅の浴槽が奥にひとつあるのみ。深は底から気泡が激しく噴出していて、こいつが疲れたマイ背マイ腰直撃でなかなかよろすい。その効能が賑々しく書かれたボードが壁に掲げられている。
 男女壁には天女のモザイクタイル画がある。気泡に体を浮かせて腰を癒しつつ眺める天女の空中浮遊図。この安さがもうどうしようもなく銭湯ね。

 両側に並ぶカランは外壁側だけシャワーつき。中央に島カランもある。
 でも、俺が入った7時半前後は終始貸切状態だった。

 清潔で、2時からやってて、料金サービス中で、月に2回しか休まないという頑張り銭湯。応援しよう!  (2010.8.10)
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